保護者の皆さまへ
みんなで遊んだり、生活をする中で、子どもたちが体験するさまざまな経験を通して、「好奇心」「考える力」「選択すること」「真面目さ」「ユーモア」「粘り強さ」「優しさと思いやり」を育むことを大切にし、自身はもちろんのこと、仲間も大切にできる子どもになるよう、子どもたちの身心にしっかりと寄り添い、一人ひとりを大切にした保育を目指しています。
※各園によって提供している行事は異なります。詳細は各園のページにてご確認ください。
音楽と触れる「おんがくあそび」、造形力を育む「せいさくあそび」、体を動かす「うんどうあそび」では、技術や手法を一方的に教えこむような教育ではなく、感性を磨くこと、協調性、豊かな情緒、成し遂げるための忍耐や意志、他者を尊重し、さまざまなものを大切にする心を、子どもたちに育んでもらうことを目指しています。
音楽
おんがくあそび
造形
せいさくあそび
運動
うんどうあそび
集団で楽しむ
自分に自信をもつ、自己発揮できる
一人ひとりの違いを認識できる
専門講師による保育指導を行っています、一方的に教えこむ教育ではなく、子どもたちの感性が充分に磨かれるようにするとともに、一人ひとりの個性的な内面を引き出すことに注力しています。
かいたりつくったり(造形)
うんどうあそび(運動)
うたとリズム(音楽)
一斉保育の遊びの中に、保育園での生活や遊びの中で、学びの芽生えを意識した総合的な幼児保育を行っています。「学びの芽生え」とは、遊び(生活)の中で楽しみ、自ら試し・工夫し、見通しをもちながら、遊びを発展させていくことです。
遊びを発展させる:同じ遊びの繰り返しを、複雑な遊びへと発展させてみる。
協同的な活動:グループで行う協同的・協働的な活動。1日で終わらない活動を取り入れる。
言葉による伝え合い:帰りの会、グループ活動等、伝え合う活動を取り入れる。
周囲から認められているという充実感をもたせる。(自尊心・自己肯定感)
遊びを「広げる」「深める」という視点をもつ。
保育者が遊びの見通しをもつ
職員が遊びや生活の中で正しい日本語を使うことを意識し、子どもたちが自分の想いや物事を言葉に発し、伝える力を身につけられるようにと当法人では日本語の実践を大切にしています。NHKのアナウンサーを講師として招き、実践的な研修(例:絵本の読み聞かせ、詩の朗読、コミュニケーション能力の向上など)を定期的に職員が受講し、日々の保育実践に生かしています。
何が美しいものなのか
何が正しいことなのか
相手の気持ちを知る
自分の気持ちを表現
仲間意識を高める
認められる喜びを知る
5・7・5俳句作り、短い言葉で思いを伝える
自分たちで考え、作った私たちの劇
朝・帰りの会での、楽しかったことや気づいたことの発表・伝えあい
休⽇などに経験したこと、感動したことを写真にし、伝え・聴く機会
自分の言葉で気持ちを伝え、また相手の気持ちを受け入れられること
話したいこと、伝えたいことがたくさんある豊かな心
読み書き以上に、言葉を通して世界の楽しさを経験すること
普段子どもたちが遊んでいる人形や玩具と同じ感覚で遊び、それを楽しみにすることで、造形教育における情操育成の可能性を見つけさせる取り組みです。
保育者は子どもたち一人ひとりに備わっている力や感情に気づき、さまざまな機会や場を通じて、子どもたちが表現できるようになるための力を引き出すことが求められます。
保育園における教育の場は、先ず、「遊び」の中にあると考えております。この「遊び」の中にその⼦がこれから成⻑し、社会性を獲得していくための術(すべ)の全てと⾔って良いものを含有しており、⾔い換えれば、多様に深く遊べた⼦は、より発達するといっても過⾔ではありません。この「遊び」をどういう⽬的で、また楽しく、深く、多くの獲得を狙ってコーディネイト出来るかどうかが、良い教育を施せる保育かどうかとも断⾔できます。
⼤慈会では、このように「遊び」を⽬的があり、内容が豊かで、ダイナミックに楽しく、深く、⼈間形成のためになるように、コーディネイト出来るよう研鑽しております。こういった「遊び」こそ教育の根本であると考えています。