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第61回 関東ブロック保育研究大会(7月1日~)にて研究発表します。(たつのこのはら保育園)

 

 令和3年7月1日~31日 東京、横浜市、新潟県、相模原市、千葉市、栃木県、群馬県、山梨県、静岡県、神奈川県、茨城県、千葉県、埼玉県、長野県、そして川崎市の自治体、政令指定都市から約600園以上が参加して、第回61回関東ブロック保育研究大会(長野大会)が行われます。*今年度は新型コロナウイルス感染拡大防止のためオンデマンドを中心に開催されます。

 関東ブロック保育研究大会は、様々な保育をめぐる情勢を踏まえて、すべての子どもの最善の利益の保証に向け、テーマごとに保育の社会的意義と役割、保育実践などについて大学の講師なども交えて議論を深め、今後の保育の質の向上につなげることを目的としています。

 たつのこのはら保育園は、その中の第3分科会にて保育者の資質向上を図る~保育園に置けるメンタルヘルス対策に重点をおいた従業員参加型職場環境改善~をテーマに研究発表いたします。

 社会の変化に伴い保育所への求められる役割や期待、ニーズも変わり、大きくなっています。保育園は、はじめは貧困救済の福祉施設でした。現在ももちろんその役割もありますが、時代の変化に家庭や地域の子育て力の低下を保育所がカバーし、0歳から5歳児までの養護と教育、関係機関との連携、時代や社会の変化に伴い保育所の機能は大きく拡大し、複雑化しているため、仕事量も多くなり、労働時間も長くなるのは不思議ではなく、保育士不足を進ませ、大きな問題になっている要因とも思われます。

 そのような背景の中、保育士の心身の健康は、直接保育の質につながっているといっても過言でないと思います。その為、園の産業医や衛生管理者による衛生管理委員会、そして産業医による職場巡視、保育士へのストレスチェックなどの多角的な視点をもって、保育という仕事、職場環境をボトムアップ式で再確認してみました。

 園児の主体性は大切に保育を進めていますが、この研究を通して保育士、看護師、栄養士、調理師、事務員、園で働くみんなも主体的に仕事をすることの大切さと楽しさを実感しています。職場のみんなで取り組んで、今も継続的におこなっている日常を切り取ってまとめた、そういう研究です。

写真は、令和元年10月30日にエポック中原にて川崎市保育研究大会にて発表した時の写真です。



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